ハイセンスの40インチテレビ「40A4N」と「40E4N」。
どちらも手頃な価格で人気のモデルですが、型番がよく似ていて「何が違うの?」と迷ってしまう方も多いと思います。
実はこの2台、サイズや画質はほとんど同じ。
でも、スマート機能の有無や音の聞こえ方、操作のしやすさなど、使い心地にはしっかり差があるんです。
この記事では、2つのモデルの違いをわかりやすく比べながら、どちらがあなたの生活に合っているかを丁寧にご紹介していきます。
簡単にまとめると、
▶ ネット動画を楽しみたい方には「40A4N」
▶ テレビ中心でシンプルに使いたい方には「40E4N」
がおすすめです。
それではさっそく、詳しく見ていきましょう!
ハイセンス40A4Nと40E4Nの基本スペックはどう違う?
ハイセンスの液晶テレビ「40A4N」と「40E4N」は、どちらも40インチのフルHD対応モデル。
一見するとよく似た印象ですが、細かく見ていくと違いがいくつかあるんです。
地デジ・BS・CSチューナーを2基ずつ搭載しており、外付けHDDを使って録画も可能。普段使いにはどちらも申し分ありません。
まずは、基本的なスペックを表にして比べてみましょう。
40A4N | 40E4N | |
---|---|---|
画面サイズ | 40インチ | 40インチ |
解像度 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) |
チューナー | 地デジ×2 / BS・CS×2 | 地デジ×2 / BS・CS×2 |
録画機能 | 外付けHDD対応 | 外付けHDD対応 |
搭載OS | Vidaa(スマートOS) | 独自の簡易OS |
発売時期 | 2024年モデル | 2024年モデル |
画質はどちらもキレイ。でも40A4Nが一歩リード
どちらのモデルもフルHD解像度で、普段のテレビ番組やYouTubeなども鮮明に映ります。
ただ、40A4Nは新しいパネルが採用されていて、色の深みや黒の表現が少し進化しています。
とくに映画やゲームを楽しむ方にとっては、その差がはっきり感じられるかもしれません。
一方の40E4Nも十分な画質ではありますが、HDR(より広い明暗表現)には非対応。
そのため、画面のダイナミックさを重視する人には、40A4Nのほうが満足度は高そうです。
音質は40A4Nが高評価。映画や音楽にも強い
音の違いについては、はっきりと40A4Nのほうが有利です。
Dolby Audio対応で、テレビの内蔵スピーカーとしてはしっかりとした広がりと厚みがあります。
スピーカーの出力も14Wとパワフルで、映画やスポーツ観戦でも物足りなさを感じにくいんです。
対して40E4Nは、出力が8Wとやや控えめ。
ニュースやドラマなど軽めのコンテンツなら問題ありませんが、音の迫力や臨場感を求める方には少し物足りなく感じるかもしれません。
40A4N | 40E4N | |
---|---|---|
スピーカー出力 | 14W | 8W |
Dolby Audio | 対応 | 非対応 |
音の広がり | より自然で広がりあり | 標準的でシンプル |
録画機能やチューナー数に違いはある?
録画に関しては、40A4Nも40E4Nもどちらも外付けハードディスク(HDD)に対応していて、テレビ番組の録画ができます。
さらに、両モデルともダブルチューナーを搭載しているので、「見ながら録る」ことも可能。
つまり、ある番組を見ている間に、別の番組を同時に録画できるという便利な使い方ができるんです。
大きな差はありませんが、40A4Nの方が録画操作の画面(UI)や予約の流れが少しスムーズになっていて、日常的に録画機能をよく使う方にはちょっとうれしい進化です。
スマートテレビとしての使いやすさに違いあり!
この項目は、2つのモデルで一番はっきりとした違いがある部分です。
40A4Nには、ハイセンス独自のスマートテレビ用OS「VIDAA(ヴィダ)」が搭載されていて、Netflix・YouTube・Amazonプライムビデオなどの配信サービスにすぐアクセスできます。
リモコンにもショートカットボタンが付いていて、ワンタッチで起動できるのがとても便利。
動画をサクサク見たい人にはぴったりのモデルです。
一方で、40E4Nはスマート機能が非対応。つまり、インターネットにはつながらず、動画配信サービスを見たい場合はFire TV StickやChromecastなどの外部機器を別途用意する必要があります。
ネット機能にこだわらない人向けとも言えますね。
接続端子まわりの違いもチェック!
HDMIやUSBなどの端子数にも細かい違いがあります。
40A4Nは、HDMI端子が2つ、USB端子が2つと、複数の周辺機器をつなぎたい方にも使いやすい設計になっています。
録画用のHDDやゲーム機、サウンドバーなどを同時に使いたい方にはうれしいポイントです。
また、Wi-Fiにも対応しているので、LANケーブルをつながなくてもネット接続ができます。
一方、40E4NはUSB端子が1つだけ。HDMIは2つありますが、Wi-Fi機能は非対応で、インターネットに接続するにはLANケーブルが必要です。
必要最低限の接続でOKという方向けです。
40A4N | 40E4N | |
---|---|---|
HDMI端子 | 2つ | 2つ |
USB端子 | 2つ | 1つ |
LAN端子 | あり | あり |
Wi-Fi接続 | 対応 | 非対応 |
リモコンや操作性はどう違う?
毎日使うテレビだからこそ、リモコンの使いやすさや操作性はとっても大事ですよね。
40A4Nはスマートテレビらしく、わかりやすいメニュー表示と、サクサク動くレスポンスが魅力。
リモコンにはNetflixやYouTubeなどのショートカットボタンが付いているので、見たいサービスにワンタッチでアクセスできます。
家族みんなで使いやすい、直感的な操作感が好評です。
一方、40E4Nはネット機能がないぶん、非常にシンプルなリモコン構成。
テレビの基本操作に特化していて、余計なボタンがないのが特徴です。
「難しいのは苦手」「テレビ番組さえ見られればいい」という方には、むしろこのシンプルさが使いやすいかもしれません。
本体のデザインやサイズ感は?
画面サイズはどちらも同じ40インチですが、見た目の印象やスッキリ感には少し違いがあります。
40A4Nは、フレームが細くてスタイリッシュなデザイン。無駄のないすっきりとした印象で、リビングや寝室など、どんなお部屋にもなじみやすい見た目になっています。
全体的にコンパクトな設計なので、置いたときの圧迫感が少ないのもポイント。
一方、40E4Nはややベーシックな外観で、フレームがやや太め。テレビらしいデザインですが、インテリアとの一体感という点では、40A4Nの方が優れていると感じる方が多いかもしれません。
重さや設置のしやすさもチェック!
どちらのモデルも、大型テレビの中では比較的軽量タイプに分類されます。
特に40A4Nは約5.8kgと軽めで、女性ひとりでも無理なく設置できる重さ。
スタンドの形もシンプルで安定感があり、テレビ台や棚に置きやすいのが特長です。
40E4Nは約6.1kgと、ほんの少しだけ重さがありますが、設置に苦労するほどではありません。
ただし、スタンドの幅がやや広めなので、設置場所にある程度のスペースが必要になる場合もあります。
コンパクトな棚に置きたい方は、その点を少しだけ意識すると良さそうです。
40A4N | 40E4N | |
---|---|---|
重さ | 約5.8kg | 約6.1kg |
本体の厚み | スリムで省スペース | 標準的な厚み |
設置のしやすさ | 軽くて持ち運びやすい | 少しスペースに余裕が必要 |
値段の違いと、どちらがコスパが良いか?
価格について比べてみると、40A4Nのほうが少し高めに設定されています。これは、スマート機能が搭載されていたり、音質や操作性が向上していたりと、性能面での差があるためです。ただし、そのぶん**「使いやすさ」や「楽しさ」も上乗せされている**ので、値段に見合う価値は十分あります。
一方の40E4Nは、ネット機能がない分、価格は控えめ。そのため「テレビ番組さえ見られれば十分」「コスパ重視で選びたい」という方には、非常に魅力的な選択肢になります。実際、ネット機能を使わないなら40E4Nで十分という声も多く、使い方次第でお得感は変わってきます。
比較ポイント | 40A4N | 40E4N |
---|---|---|
価格帯(目安) | 約35,000〜45,000円 | 約25,000〜33,000円 |
機能とのバランス | スマート機能や音質が充実 | 必要最低限に絞って低価格 |
こんな人には40A4Nがおすすめ!
40A4Nは、スマートテレビとしての機能がしっかりしているだけでなく、画質や音にもこだわったモデルです。
ネット動画をよく見る方や、テレビで映画や音楽を楽しみたい方に特に向いています。
生活の中で「テレビ=エンタメ」として使いたい方にピッタリです。
こんな方におすすめです:
- YouTubeやNetflixなど、ネット動画をよく見る
- 音にもこだわって、映画や音楽を楽しみたい
- 最新モデルらしい、見た目がスマートなテレビが欲しい
- 操作がサクサクで、ストレスなく使えるテレビを探している
こんな人には40E4Nがおすすめ!
40E4Nは「シンプルで十分」という方にぴったりのモデルです。
必要最低限の機能だけに絞られているぶん、価格が安く、迷わず使えるのが魅力。
とくにネット機能を使わない方や、セカンドテレビとして検討している方におすすめです。
こんな方におすすめです:
- 地デジやBS・CSなど、テレビ番組がメインの視聴スタイル
- ネット機能はいらないから、価格を抑えたい
- 操作がシンプルな方が使いやすい
- 子ども部屋や寝室用に、コスパの良いテレビを探している
【まとめ】40A4Nと40E4N、あなたに合うのはどっち?
ハイセンスの40A4Nと40E4Nは、どちらも40インチのフルHDテレビで、見た目もスペックもとてもよく似ています。
でも、実際に使ってみるとそれぞれに違った特徴があり、使い方によって向き・不向きが分かれるんです。
ここまでの内容を、わかりやすく整理してみましょう。
40A4Nがおすすめの方
- テレビでNetflixやYouTubeなどの動画配信サービスをよく利用する
- 音質にもこだわって、映画や音楽をより迫力ある音で楽しみたい
- サクサク動く操作感や、スマホ感覚のメニュー画面が好き
- リビングなどに置くため、デザイン性にもこだわりたい
40E4Nがおすすめの方
- テレビ番組の視聴が中心で、ネット機能は必要ない
- なるべく価格を抑えて、コスパ重視で選びたい
- 操作がシンプルな方が安心。複雑な設定は苦手
- 子ども部屋や寝室用に、手軽なサブテレビが欲しい
どちらのモデルも、それぞれのライフスタイルにぴったり合う魅力を持っています。
「どんなふうにテレビを使いたいか」を基準にすれば、自然と自分に合った1台が見えてくるはずです。
迷ったときは、ぜひこの記事を参考にして、ぴったりのテレビを選んでくださいね!