シャープの除湿機「CV-S71」と「CV-R71」。
見た目はほとんど同じで、「どこが違うの?」「どっちを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実はこの2つ、基本的な性能はほとんど同じですが、静かさや省エネ性能、ちょっとした使い勝手などに違いがあります。
毎日使うものだからこそ、自分のライフスタイルに合った方を選びたいですよね。
この記事では、それぞれのモデルの違いをわかりやすく比べながら、どんな人にどちらが向いているかを詳しくご紹介します。
CV-S71とCV-R71どこが違う?基本スペックを比べてみました
シャープの除湿機CV-S71とCV-R71は、どちらもスタイリッシュで使いやすいコンプレッサー式のモデル。
パッと見ではあまり違いがわかりませんが、よく見ていくと細かい点で差が出てきます。
以下の表に、両モデルの主なスペックをわかりやすくまとめました。
CV-S71-W(2024年モデル)![]() |
CV-R71-W(2023年モデル)![]() |
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発売年 | 2024年 | 2023年 |
除湿方式 | コンプレッサー式 | コンプレッサー式 |
除湿能力(50Hz/60Hz) | 6.3/7.1 L/日 | 6.3/7.1 L/日 |
タンク容量 | 約2.5L | 約2.5L |
衣類乾燥時間 | 約180分 | 約180分 |
運転音(弱モード) | 約34dB | 約36dB |
消費電力(60Hz) | 約175W | 約180W |
コンプレッサー式ってなに?その特長を解説
CV-S71もCV-R71も、どちらも「コンプレッサー式」と呼ばれる除湿方式を採用しています。
これはエアコンと同じような仕組みで、空気を冷やして湿気を水に変えて取り除く方法です。
この方式には、次のような特長があります。
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電気代が比較的おトク
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夏場に強く、高温多湿な日にしっかり除湿
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構造がシンプルで長持ちしやすい
一方で、冬など室温が低いと除湿力がやや落ちてしまう傾向があるため、寒い地域での使用が中心の方は少し注意が必要です。
年式が違うとどう変わる?進化したポイントをチェック!
CV-R71は2023年に発売されたモデル、CV-S71はその翌年、2024年に登場した新しいモデルです。
見た目はほとんど変わっていませんが、中身にはちゃんとアップデートが入っています。
特に注目したいポイントはこちら。
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運転音がより静かに(約2dB低下で、体感的にも静かさアップ)
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消費電力が少し下がって省エネに(環境にもお財布にもやさしい)
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内部乾燥機能が強化されてカビ対策に効果的
「なるべく静かに、でもしっかり除湿してほしい」という方には、CV-S71の方がより快適に使えるはずです。
音が静かなのはどっち?運転音をくらべてみました
除湿機を使っていて気になることのひとつが、「どれくらい音がするの?」ということ。
とくに夜間や寝室で使いたい場合は、静かさがとても大切ですよね。
CV-R71とCV-S71を比べると、CV-S71のほうが運転音が少しだけ静かになっています。
具体的には、弱運転時でCV-R71が約36dB、CV-S71は約34dB。
たった2dBの違いと思うかもしれませんが、人によってはけっこう静かに感じられる差です。
たとえば、34dBは図書館のような静けさに例えられるほど。
音に敏感な方でも、CV-S71ならストレスなく使えると思います。
電気代が気になるなら?省エネ性能に注目!
毎日使うこともある除湿機。できれば電気代は抑えたいですよね。
CV-R71とCV-S71はどちらも「コンプレッサー式」でもともと省エネですが、細かく見るとCV-S71が少しだけ改良されています。
消費電力は、CV-R71が約180W(60Hz時)、CV-S71は約175W。
ほんの5Wの差ですが、毎日長時間使うことを考えると、少しずつ電気代に差が出てくる可能性も。
CV-S71は音が静かになったうえに、より省エネ設計。新しいモデルらしい、使う人にやさしい進化が見られます。
サイズと重さは?見た目そっくりでもちょっと違う
CV-R71とCV-S71は、見た目だけではほとんど違いがわからないくらい似ています。
サイズはまったく同じですが、実は重さにちょっとした差があります。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 重さ | |
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CV-R71 | 約303×203×524mm | 約9.2kg |
CV-S71 | 約303×203×524mm | 約9.4kg |
ただ、200gの差であれば持ち運びに大きな影響はありませんし、本体にはしっかりとした取っ手もついているので、女性でもラクに移動できますよ。
操作はカンタン?パネルの見やすさや使い心地をチェック
毎日使う除湿機だからこそ、操作がわかりやすくて簡単なのは大事なポイント。
CV-R71もCV-S71も、操作パネルはとてもシンプルで、どなたでも直感的に使える設計になっています。
「除湿」「衣類乾燥」「内部乾燥」などのモードは、ボタンひとつでスムーズに切り替えが可能。
表示パネルも大きめで見やすく、年配の方や機械が苦手な方でも安心して使えるように作られています。
CV-S71では、ボタン操作時の音が控えめになっていたり、パネルの反応が少しだけスムーズだったりと、細かい使い心地がアップしています。
こうした小さな違いが、毎日の使いやすさにつながっているんですね。
部屋干しにも便利!衣類乾燥モードのちがい
雨の日や花粉の多い季節、外に洗濯物が干せない時には、除湿機の衣類乾燥モードがとても便利。
CV-R71もCV-S71も、約180分でしっかりと洗濯物を乾かせるパワーを持っています。
除湿能力自体は同じなので、乾きの速さに大きな違いはありません。
ただ、CV-S71は運転音がより静かになっているので、夜間や寝室での使用にもぴったりです。
また、風の出方や全体のバランスも改良されているようで、「ムラなく乾く感じがする」といった声も。
静かに、そして快適に部屋干しをしたい方には、CV-S71の方が満足度が高くなりそうです。
排水のしやすさは?タンク容量と使いやすさを比較
除湿機を使っていると、たまってくる水を捨てる作業は避けられません。
CV-R71もCV-S71も、2.5Lのタンク容量があり、こまめな排水が必要ないのが嬉しいポイントです。
タンクの取り外しはどちらもスムーズで、持ち手もついているので移動もラク。
排水口も広く、水を捨てやすい設計になっていて、手を汚さずにお手入れできます。
CV-S71はこのタンク部分にもちょっとした改良が加えられていて、フタの閉まり具合がスムーズになったり、水が残りにくくなったりと、毎日使う中でのちょっとしたストレスを減らしてくれているのがわかります。
シンプルで好印象!デザインとカラーのちがい
CV-R71とCV-S71は、どちらもシャープらしいすっきりとしたデザインで、パッと見では違いがほとんどわからないほど似ています。
カラーは両方とも落ち着いたホワイト系で、どんなお部屋にもなじみやすい印象です。
サイズも同じで、コンパクトながら必要な性能はしっかり。家具の隙間や寝室の片隅などにも置きやすいのが嬉しいですね。
ただ、よく見るとCV-S71の方が表面の質感が少しマットになっていて、全体的により洗練された印象を受けます。
細かい部分ですが、デザイン性にこだわる人ならCV-S71のほうに魅力を感じるかもしれません。
お得なのはどっち?価格とコスパをくらべてみました
性能がほとんど同じなら、価格の差が気になりますよね。
CV-R71は2023年モデルということで、家電量販店や通販サイトでは在庫処分やセール対象になりやすく、価格が抑えられていることが多いです。
一方、CV-S71は2024年モデル。音が静かになっていたり、細かい使い勝手が向上しているので、そのぶん価格はやや高めになる傾向があります。
「とにかくコストを抑えたい」「必要な機能が揃っていれば十分」という方にはCV-R71がおすすめですし、「静音性や快適性を求めたい」「長く使うからこそ良いモデルを」という方にはCV-S71のほうが満足度が高くなりそうです。
あなたにはどっちが合う?使い方に合わせて選ぼう
CV-R71とCV-S71はどちらも優秀な除湿機ですが、自分の生活スタイルや使い方によって、ぴったりのモデルは変わってきます。
たとえば――
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CV-R71がおすすめな人
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コスパ重視で選びたい
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昼間メインで使用予定
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音はあまり気にならない
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CV-S71がおすすめな人
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寝室や子ども部屋で使いたい
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音に敏感で静かな機種がいい
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電気代や快適さにもこだわりたい
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基本性能はほぼ同じなので、どちらを選んでも失敗はありません。
自分が「どんな場所で」「どんなふうに」使いたいかをイメージして選ぶと、後悔のないお買い物ができそうですね。
実際どうなの?購入者の口コミから見えるリアルな感想
スペックや機能を見て「良さそう!」と思っても、やっぱり気になるのは、実際に使っている人たちの声ですよね。
ここでは、CV-R71とCV-S71それぞれの口コミを見て分かった「リアルな評価」をご紹介します。
CV-R71の口コミで多かった声
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「価格が手頃なのに、しっかり除湿できて助かる」
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「梅雨や夏場に活躍してくれて、買ってよかった」
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「少し音は気になるけど、昼間使う分には問題なし」
CV-R71は、性能に対して価格が抑えめという点でコスパの良さが高く評価されています。
運転音については「少し大きめ」という声もありますが、日中の使用が中心なら気にならないという意見が多く見られました。
CV-S71の口コミで多かった声
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「とにかく静か!夜使ってもまったく気にならない」
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「最新モデルらしく、省エネで快適に使える」
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「デザインがよりスッキリしていて、部屋に置いても違和感がない」
CV-S71に関しては、静音性と快適さの向上に対する評価がとても高く、「静かでストレスなく使える」と感じている方が多いようです
。寝室での使用や、音に敏感な方にとっては大きなメリットになっているようですね。
口コミからわかるまとめ
全体を通して見えてきた傾向としては…
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CV-R71は、「コストを抑えつつ、しっかり使いたい人」向け
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CV-S71は、「快適さや静音性を重視する人」にぴったり
どちらのモデルにも満足している声が多く、「どちらを選んでも失敗しない」という安心感がありました。
あとは、あなたの生活スタイルや好みに合わせて選ぶだけですよ。
【まとめ】CV-S71とCV-R71のちがいをやさしく整理!
シャープの除湿機「CV-S71」と「CV-R71」は、ぱっと見ではほとんど同じ。
でも実際には、使い心地や静かさ、省エネ性能など、いくつかのちがいがあります。
ここでは、ポイントを絞ってわかりやすくまとめてみました。
主なちがいとその理由
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発売された年がちがう
CV-R71は2023年モデル、CV-S71は2024年モデル。
→ 新しいCV-S71は、より快適に使えるように改良されています。 -
音が静かになった
CV-S71のほうが運転音が少し静か(約2dB差)。
→ 夜や寝室でも使いやすいのが魅力です。 -
電気代もちょっとおトクに
CV-S71の方が消費電力がわずかに低め。
→ 毎日使う人にはうれしい省エネ設計。 -
細かな使い勝手の向上
操作パネルやタンクまわりがスムーズに改良されています。
→ 毎日のちょっとしたストレスを減らしてくれます。 -
価格に差がある
CV-R71は型落ちのため、価格が抑えめ。
→ コスパを重視する方におすすめです。
こんな人におすすめ
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CV-R71が合っている人
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価格をおさえて買いたい
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日中の使用がメイン
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音にあまり敏感ではない
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CV-S71が合っている人
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寝室や夜にも使いたい
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静かさや電気代にもこだわりたい
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少しでも快適に使いたい
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どちらも頼れる除湿機なので、どっちを選んでも間違いはありません。
あなたの使い方や暮らしに合った1台を選んで、毎日をもっと快適に過ごしてくださいね。